隣組?

隣組(となりぐみ)という制度をご存じですか?
先日、昭和の子育ての本を読んでいてハッと思い出しました。

隣組=今で言えば町内会のようなものです。
昭和の時代、冠婚葬祭は隣組が取り仕切りました。
運営はもちろんのこと、炊き出しまでを(披露宴の食事や通夜振る舞いまで)隣組が担っていたのです。
私も、幼少期たしかにこの制度を体験しました。両親は「隣組で不幸がありまして」と仕事まで休んでいた記憶があります。
今でもこの制度を残している地域はあるでしょう。

日常においても隣組は生活に密接していました。
「ちょっと買い物に行ってくる、その間赤ちゃん預かってくれない?」
「今日は体調悪くて買い物にいけない、これ買ってきてくれない?」

この隣組制度、私の友人夫婦はこの地で、無意識にこれを行っているのです。(奥さまはいちごmamaスタッフです)
向かいのおばちゃんに頼まれた買い物にいく、庭先の掃除をする、窓から声を掛ける。
これを見ていて、この地だからこそ「まち保育」ができる!と確信しました。

冠婚葬祭を自宅で執り行うような煩わしい制度は捨て、隣組の良いところだけをいただきましょう。
現代風の隣組、広めていきたいな、と心から。

子育て支援グループ いちごmama

東京都江戸川区篠崎を中心に活動を行っている子育て支援グループです。NPO法人設立準備中。日本で従来行われてきた「長屋制度」を取り戻し、地域全体で子育てができる、そんな「まち保育」を目指しています。公園デビューに一歩を踏み出せないでいるママ、お友だちを作りたいママ、子育てひろば「いちごmama」に遊びに来ませんか?さまざまなイベントを予定しています。

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