専門家が選ぶベストおもちゃ。
先日、保育研究会のオンライン研修で東京おもちゃ美術館館長さんのお話を聴きました。
子どもにとっての「三大ベストトイ」は
·手指
·顔
·声
なのだそうです。
指で顔をつついてあやす、いっぽんばしコチョコチョをする、そのときには表情、声の存在は欠かせない、と。
信頼できるおとなとのかかわりの重要性をあらためて実感します。
これらを盛り込んだ遊びが「いないいないばぁ」
松谷みよ子さん著「いないいないばぁ」の発刊は1967年、今も愛され続ける絵本です。
ロングセラーの理由がわかりますね。
また木のおもちゃの重要性にも触れられました。
「カプラブロック」の美しさ、こだわりの木材選び。
崩れる音までをも美学として追及した魔法の板がカプラです。
カプラブロックはフランス海岸の松から取り出されたものですが、「我が国において赤ちゃんにふさわしい木」は?と訊ねるとほとんどの専門家が「杉」と答えるのだそうです。
東京おもちゃ美術館においても杉の木をふんだんに取り入れた「木育ひろば」が一番人気です。
ここにいる間、子どもは泣くことが少なく、お母さんはスマホを見ることが少ない、お父さんは滞在時間が長い、と目に見えて木の力を感じるのだとか。
お子さんの発達を促すものとして、またお母さんやお父さんのリフレッシとして、ぜひより良いおもちゃ選びを。
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