子どもの権利ってなに?


昨日の「京葉市川サービスエリア。」の記事について。

以前の男児用小便器は、女性用トイレの端にポツンと設置されたいたこと、ご存じですか?

そこは仕切りもなく、プライベートも保てないような環境でした。

私は短期大学で「保育士養成、幼稚園教諭養成」の仕事をしています。保育実習事後指導の授業内で学生からこのような声が挙がりました。

「実習中に、子どもたちを着替えさせるときは真っ裸にしないようにね、って先生に言われたんだけど、それって神経質すぎません?」と。

私が「なんでそう思ったの?」と訊くと、「だって子どもだもん、私たちだって今までそう育ってきましたよ?」との返答。

「じゃあ、あなた、今からこの教室のみんなの前で真っ裸で着替えてみたら?」

「イヤです!!だって恥ずかしいじゃん」

そう、着目してほしいべきは、ここです。

大人には恥ずかしいこと、でも子どもだから恥ずかしくないだろう。これっておかしくない?

ひと昔前の「トイレ」もこの考えによるものだったのでしょう。

実はこれ「子どもの権利の侵害」なのです。

このように、子どもを「ひとりの人」として尊重することを忘れないでいたい。

私たちの「子育て支援の理念」のひとつです。


子育て支援グループ いちごmama

東京都江戸川区篠崎を中心に活動を行っている子育て支援グループです。NPO法人設立準備中。日本で従来行われてきた「長屋制度」を取り戻し、地域全体で子育てができる、そんな「まち保育」を目指しています。公園デビューに一歩を踏み出せないでいるママ、お友だちを作りたいママ、子育てひろば「いちごmama」に遊びに来ませんか?さまざまなイベントを予定しています。

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